今回も仕事仲間から、ケーブル張替えに伴う絶縁耐力試験があるとのことで応援依頼を頂きました。
高圧ケーブルの亘長が400m超で静電容量大きく交流にて試験するのは困難と判断し、直流電圧にて絶縁耐力試験を実施しました。
直流絶縁耐力試験は、交流絶縁耐力試験に比べて漏洩電流が極めて小さくμAでの世界になってきます。
従って、試験中に作業員が動いたり、無線機や電話機を使用すると、かなりの変動が出てしまい、絶縁耐力試験に悪影響を及ぼします。
試験中は極力、静止してもらい、電子機器の使用も停止して10分間の絶縁耐力試験を終了しました。
今回は3条のケーブル絶縁耐力試験を実施しましたが、全て良判定でした。
当方は、絶縁耐力試験や保護継電器特性試験を日常的に実施しています。
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